間違った筋力強化がゴルフの上達を阻むその理由と、腰痛対策ストレッチ

ー筋力を鍛えればゴルフはうまくなる?-

 

あなたはこれについてどうお考えですか?

 

ゴルフスウィングは筋肉の連鎖運動、すなわちキネティック

チェーンにより成り立っており、上半身と下半身のバランス

が非常に大切です。

 

誤った筋トレをすると、当然そのバランスが崩れます。

 

体幹や下半身を鍛えるのはいいのですが、上半身を筋骨

隆々にするのは頷けません。何故なら腕力に頼るスウィ

ングに陥りやすいからです。

 

野球のピーッチャ―でもそうですが、例えば外国人は

上半身の筋力を使ったパワーで投げてる人が多いです

が、球速はびっくりするほど出る人は僅かですが、日

本人で特に下半身主導で投げているダルビッシュ投手

などは結構速い球を投げることができます。

 

結局のところ、ゴルフのスウィングも同じで、トップ

から下半身主導で振り抜くことで腰が切れ、スイング

スピードも上がりボールも飛ぶということです。

 

15年程前にアメリカで、タイガ―・ウッズを抜いて2年程

トップに立ったデイビット・デュバルという選手がいまし

たが、その筋トレが仇となりその後第一線に戻ってくるこ

とがありませんでした。

 

また聞くところによると、アメリカツアーに参戦していた

丸山茂樹プロも、上半身の筋トレのあまり身体バランスを

崩した上に腕や手の感性が鈍り、得意の小技の技術が劣り

苦労された時期があったようです。

 

最後に、私がなるほどな、と大いに感心した話をお伝え

しますと、かなり以前の日本ツアーの優勝者インタビュー

で、普段どういうトレーニングをしているのですか、と

聞かれたプロの発言が以下の内容です。

 

「特にトレーニングはこれといってしておりません。何故

  なら、シーズン中も、オフもゴルフをすることで歩いて

  下半身は強化されてますし、スウィングによりゴルフに

  必要な筋肉は鍛えられてると考えております。」

 

というものでした。 これはすごいヒントだと思いますよ。

 

ウォーキングと素振り、極端な話、これだけでも十分な

トレーニングではありませんか。プラスしてストレッチ

で関節可動域を増やし、身体の柔軟性を維持できれば、

ケガ予防にもなりますし十二分だと思います。

 

ゴルフスウィングで身体に一番負担がかかるのは腰です。

ゴルファーには腰痛の方も相当います。

 

そうならないためにも、またそういう症状のある方にも

朗報があります。毎日寝る前の少しの時間で細胞が活性化

される腰痛対策ストレッチDVD教材を、是非ご覧ください。