ゴルフプレイで使えるクラブの本数はルールで14本までと
決められていますが、あなたのプレイスタイルによりその
セッティングに工夫をこらすのは当然やるべきです。
表面上の情報により、実践でほぼ使わないクラブをゴルフ
バッグのなかにいれておられませんか? アプローチ系の
ウェッジを増やした方ががいいのではありませんか?
或いは、特徴の違うドライバーを2本持入れた方が実践で
役立つのではありませんか?
実践してほしいのは、ドライバー(1番ウッド)とかスプーン
(3番ウッド)とか何番アイアンとか、そのクラブ呼称にこだ
わりすぎるよりもロフト角(ヘッドの傾斜角)でクラブは選ぶ
べきだということです。
実際のところ、同じメーカーのスプーン(3番ウッド)とバッフィー
(4番ウッド)を打ち比べてもそんなに飛距離は変わらないことが
多いと思います。
誤解があってはいけませんので付け加えますが、プロの場合は
スウィングがほぼ毎回安定してますので、そのロフト角通りに
10ヤード~20ヤードの飛びの違いが明確に結果にでてきます。
それと参考までにお伝えしておきますが、各メーカーの思惑や
販売戦略があることから、同じロフト角表示であっても、メー
カーが変われば飛距に思っている以上の違いがでることは多々
あります。
クラブセッティングで分かりやすい例をひとつあげますと、今回
の全英オープン(The Open)で逆転優勝したフィル・ミケルソンは
最近ドライバーをはずし、ひとつは距離の出るものともうひとつは
方向性の高い2本のスプーンを使い分けてここのところいい成績を
おさめています。
何が言いたいのかは、もうおわかりですよね!
クラブセッティングにおいても、表面上の情報だけで決めず、
ご自分の感性、つまり個性を生かせて実践プレイにおいても
役立つクラブ構成をする事が大切だということです。
因みに私の今のクラブセッティングを参考までに記しますと、
ドライバー、7番ウッド、9番ウッドが各1本、アイアンが4番
からピッチングウエッジまでと52°、56°、60°のショートウエ
ッジ3本を含めて10本、そしてパター1本の計14本です。
あくまでも私のプレイスタイルとクラブロフト角のバランスを
考えたうえでのセッティングであり、メーカーもウッドがキャ
ロウェイ、アイアンがタイトリスト、ショートウェッジがクリ
―ブランド、そしてパターはマックスフライというような構成
に結果としてなっております。
どうぞあなたも表面情報や既成概念にとらわれ過ぎず、プレイ
スタイルに最適なご自分のクラブセッティングというものをもう
一度考えてみてはいかがでしょうか。
日本でクラブを見極め、アメリカから直輸入で購入した方が
お得な場合も多いですよ。最近私もゴルフバックをこういう
形で購入しました。案外と速くとどきますよ。
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